フェリーを使った旅行は一味違います
海の近くに住んでいなければ、船に乗ることはほとんどないと思います。
旅行で使うぐらいという人が多いでしょう。
今や本州と四国、九州、北海道の間は橋やトンネルで結ばれており車や鉄道で行き来できます。
南の沖縄には飛行機で行けます。
しかし飛行機や鉄道などでは行けない所もあるのです。
それは離島や瀬戸内海に浮かぶ島々です。
例えば、瀬戸内海には小豆島があります。
ここには鉄道もなく飛行場もありません。
船でしか渡ることができない場所なのです。
多くの観光客が訪れるこの島へは高速船やフェリーで渡ります。
いくつかのフェリー会社が本州の岡山県や兵庫県そして四国の香川県の各港と小豆島を一日に多くの便で結んでいます。
ジャンボフェリーや四国フェリーなどが代表的です。
大きな汽笛と共にフェリーが港を出れば、そこには何も遮るもののない大空と海原が広がり、潮の香りのする海風が心地よく体全体を包み込みます。
デッキからの風景に開放感が溢れます。
それは鉄道や車で行く旅とは一味違うものになるはずです。